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桜の季節の食いしばり

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こんにちは
皆さんお花見はしましたか?
今年の桜はあっという間に満開で、そしてあっという間に散ってしまいましたね!

ここ最近は桜の時期がどんどん早くなってきている気がするのは私だけでしょうか。

桜が咲き始めると、なぜか暖かかった春の陽気から急に寒くなるのも不思議ですよね。
今年は特に桜の咲いた1週間、真冬に逆戻りした様に寒かったですね~。
私もですが、皆さんは寒くなるとどうしても顎にチカラが入ってしまい…気づくと食いしばっているような事はありませんか??

寒い時の他に、重い物を持ち上げるなど力を入れたい時は噛みしめる事によって力が入るのでグッと噛む事もありますよね。
スポーツでは野球やゴルフの様にバットやクラブを振り下ろす時にグッと噛みしめるのがそれです。
一瞬で瞬発的に力を出したい時にはとても効果的かと思いますが、人はリラックスしている時は歯と歯が触れ合っていないのが正しい事はご存知ですか?
唇は閉じて、口の中では歯が当たっていないんです。
これを読んでくださっている今、ご自分の状態をチェックしてみてください。
食いしばっている方がいたら、それは悪い癖『悪習癖』と言えます。ご自宅でテレビを見たりしている時などもチェックできますね。

寝ている間の食いしばり、俗に言う歯ぎしりにもいくつか種類がありますが、いずれにしても歯ぎしりは止めたくても止められるものではありません。
その場合はナイトガードといったマウスピースで歯を守るなどの処置が必要になってくることもあります。
こういった歯ぎしりとは違い、先ほどの日中の食いしばりは少し気をつけるだけで改善される事ですので、心当たりのある方は自分でできる予防として是非やっていただきたいです。

現代は一回の食事で5~600回噛む(これは食生活の変化により、戦前の1400回に比べるとかなり減っていると言えますが…)と言われ、噛む回数は一生では2300万回以上とも言われています。
また、一度に噛む力は体重以上となる事もあり、その為に年齢を重ねると気付かないうちに歯に見えない亀裂が入っている事もあるんです。
歯には日々、食事だけでもそれだけの負担がかかっていると考えると、余計な力はかけず、これからも長く美味しく食事をする為にはますます歯を大切にしないと!と改めて思いますね!

歯科医師 豊島浩美

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もし歯が欠けてしまったら

ある日突然、歯が欠けてしまった…。
あまり想像したくないトラブルですが、食事をしているとき、ケガや事故など、歯が欠けてしまうという状況はそれほど珍しいことではありません。

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今回は、なぜ歯が欠けてしまったのか、歯が欠けてしまったときはどうすれば良いのか、歯科医院での治療法をご説明します。

歯が欠ける原因

① 虫歯

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歯が欠ける原因として一番多いと言われているのが、虫歯です。
虫歯で歯が欠けるときは、既に虫歯が進行している状態。そのまま放置しておくと神経を抜かなくてはならなくなりますので、虫歯かな?と思ったら早めに治療を受けることが大切です。

② エナメル質の衰え


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歯を覆っているエナメル質が衰えてくると、歯が欠けることがあります。
エナメル質が衰える原因としては、炭酸飲料などの食生活や、加齢などもあります。
また、食後すぐに歯磨きをするとエナメル質が衰えてしまうので、食後30分後くらいを目安に歯磨きを行うと良いでしょう。

③ 噛み合わせ・歯ぎしり

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噛み合わせが悪かったり、くいしばり、歯ぎしりなどの癖を持っている方は、歯が欠けやすい場合があります。日頃から強い力が歯に加わるため、ダメージが蓄積してしまうのです。
癖は自分自身では気が付かない場合が多いですが、何か違和感を覚えた際はすぐに歯科医院で受診するのが早期治療の鍵となります。

歯が欠けてしまったときの対処法

突然、歯が欠けてしまった!というとき、みなさんはどうしますか?
対処として多いのが、「ティッシュに包んで持ってくる」というもの。
もちろん欠けた歯を持参していただくことは重要ですが、可能であれば「口の中に含んだまま」歯科医院に来てくださるのが望ましいです。口の中に含むことで乾燥などを防ぐことができるため、歯の劣化を防ぐことができます。
口の中に含むのは抵抗があるという方は精製水か新しい牛乳パックの牛乳につけ、乾燥させないようにして歯科医院に持ってきて下さい。

歯科医院での治療法

歯の欠けた部分が小さければ、レジンという材料で欠けた部分を修復します。
欠けた部分が大きく、歯の神経が露出してしまったときは歯の神経の処置をします。
場合によっては神経をとることもあります。
欠けた部分が残っていれば、それを歯科用の接着剤で付けられることもありますが、それがない場合、またあってもあまりに大きく欠けている場合は差し歯などの被せ物で修復します。

歯が欠けるなんて思ってもみないことが急に起こることもあります。

その時はすぐにかかりつけの歯科医院に受診することが大切です。

歯科衛生士 前田 由香

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